塩谷町にこんなところがあったんだ!和気記念館
町役場近くにある「和気記念館」は、外観から想像もつかないほど内側のスケールがあります。1号館・2号館共に蔵のつくりで、静かで奥行きのある、優雅で少し怖い雰囲気。
幽玄というのは幽霊のことではないみたいです。
優雅で美しい様を表すようで貴族の立ち居振る舞いを表現しているのだとか・・・
館内では「戦争と結核」の言葉が目に入り、2号館ではこの言葉を実感するかのような作品が見られます。怖いような、美しいような。
誰もいない館内には、空調の音だけ。
蔵のにおい。
能面の冷たいような笑顔。
1号館を出ると、何十年前に来てしまったのかと思うほどの街の風景。
さっきここを通ってきたはずなのに。
初めて見るかのような空気。
であったことが無いのに、なぜこの風情に懐かしさを感じるのでしょう。
庭にはたくさんの石像。
ケイトウの花が咲く秋。